社内LANにつなぐと、どうなる?
導入時のネットワーク設定と、導入後の保守
オンプレ生成AI「Sovereign GaiXer」は、社内LANに1本つなぐだけで、社内のPCからブラウザで使えます。インターネットにつなぐ必要はありません。本体には3年間のメーカー保証とソフトウェアサポートが含まれ、月額費用もかかりません。この記事では、情報システム部門が導入前に必ず聞く「どうつなぐの?」「壊れたらどうするの?」に、公開情報だけで答えます。
ひとことで言うと
Sovereign GaiXerのネットワーク設定とは、本体を社内LANに接続し、利用者が社内PCのブラウザからアクセスできるようにする作業です。必要なのは、LANポート1つ(有線RJ-45・最大10GbE)かWi-Fi 7。インターネット接続は必須ではなく、社内LANだけで動きます。保守は3層です。本体はメーカー3年保証、ソフトウェアはFIXERのサポート、更新はオンラインでもUSBメモリでも適用できます。月額利用料・ライセンス更新料はありません(電気代等の運用費を除く)。
- この記事でわかること①──つなぎ方は3パターン。「本体だけ」「社内LANだけ」「社内LAN+インターネット」で、何が変わるか。
- この記事でわかること②──情報システム部門と事前に決めておく8項目、IPアドレスを固定する手順、設置当日の役割分担。
- この記事でわかること③──導入後の保守。保証・アップデート・サポート窓口・費用が、どうなっているか。
つなぎ方は3パターン ─ 「本体だけ」「社内LANだけ」「社内LAN+インターネット」
新しいスマホは、Wi-Fiにつながなくても電源は入ります。写真も撮れます。でも、家族と写真を共有するには、家のWi-Fiにつなぎます。Sovereign GaiXerも同じです。本体だけでも動きますが、社内のみんなで使うには社内LANにつなぎます。そして、インターネットにつなぐかどうかは、あとから選べます。
どのパターンでも、AI処理と社内データは本体内で完結します。パターン③でインターネットにつないでも、入力した社内データが送信されることはありません。
本体だけ(スタンドアロン)
本体にモニター・キーボード・マウスをつなぎ、初期設定と最初の応答確認まで行います。この段階ではLANケーブルがなくても進められます。サポートページの動画は、ここまでを扱っています。
社内LANだけ(閉域網・ネットワーク分離)
本体を社内LANにつなぐと、社内PCのブラウザからアクセスできます。インターネットには一切つながない構成です。工場・研究施設など、意図的にインターネットから切り離した環境でも主要な機能が使えます。更新はUSBメモリ等で取り込みます。
社内LAN+インターネット
本体をインターネットにも接続できる場合、管理者画面から簡単な操作でアップデートを適用できます。違いは更新の手間だけ。社内データが外に送られることはありません。
情報システム部門と事前に決めておく8項目 ─ 導入が止まらないために
会社のWi-Fiにスマホをつなぐとき、情シスに申請を出しますよね。Sovereign GaiXerも同じです。設置作業そのものは30分が目安ですが、「どこにつなぐか」を決めるのは会社側。ここが決まっていないと、届いた日に箱が開けられません。決めることは8つです。
どのネットワークにつなぐか
既存の社内LANに置くか、AI専用に分けたネットワークに置くか。インターネット接続は必須ではないので、分離した閉域網でも動きます。社内のセキュリティポリシーに合わせて選びます。
有線かWi-Fiか、ポートはどこか
有線はRJ-45で、10BASE-Tから10GBASE-Tまでオンボード対応。既存のスイッチにそのまま挿せます。無線はWi-Fi 7。設置場所の近くにLANポートがあるかを確認しておきます。
アドレスの割り当て方法
LANケーブルを挿すと、本体はアドレスを自動で受け取ります(DHCP=自動割り当て)。多くの会社はこのままで使えます。「サーバー機器は固定にする」ルールがある場合は、あとから固定できます。手順は③ IPアドレスを固定するにはで説明します。
インターネットにつなぐか
つなぐ場合は、管理者画面から更新を適用できます。つながない場合は、インターネットに接続できる端末で更新ファイルを入手し、USBメモリ等で本体に取り込みます。どちらでも運用できます。
誰が管理者になるか
初期設定で管理者アカウントを作成します。管理者と利用者は分離されており、利用者の登録は管理画面から行います(CSV一括登録に対応)。登録数に上限はありません。
機器接続申請に何を添えるか
社内の接続申請・セキュリティ審査には、セキュリティチェックシート回答集(PDF)をそのまま添付できます。データ所在・暗号化・脆弱性対応・サポート体制への回答が、転記できる形式でまとまっています。
更新を誰が、いつ適用するか
アップデートは管理者の任意のタイミングで適用できます。適用のタイミングは管理者が決めます。「月1回、管理者が業務時間外に」のように、社内の変更管理ルールに沿って決めておきます。
データの扱いと、廃棄時の消去
データは本体内に保存され、外部クラウドへのバックアップ・送信は行いません。ストレージは自己暗号化機能対応のNVMe SSD。廃棄時のデータ消去手順は案内があります。社内のデータ保管ルールとの整合を確認しておきます。
スマホの機種変更で時間がかかるのは、設定作業ではなく「どのプランにするか」を決める時間です。Sovereign GaiXerも同じで、8項目を先に決めておけば、設置当日は30分で終わります。決めるのが難しい場合は、専門チームが伴走する有償のGaiXer Care(初期導入支援10時間セット・税別300,000円/台)を使う方法もあります。
IPアドレスを固定するには? ─ 自動設定のままでも、あとから変えられる
本体のOS(NVIDIA DGX OS=Ubuntuベース)は、LANケーブルを挿すとアドレスを自動で受け取ります。スマホを家のWi-Fiにつないだときと同じで、何もしなくてもつながります。ただし、自動割り当てのアドレスは再起動などのタイミングで変わることがあります。「利用者に案内するアクセス先を変えたくない」「サーバー機器には固定アドレスを付けるルールがある」という会社では、次の2つの方法のどちらかで固定します。
DHCP予約=ネットワーク側で固定する
情報システム部門が、社内のDHCPサーバー(アドレスを配る機器)に「この本体には必ずこのアドレスを配る」と登録します。本体は自動設定のままで、アドレスだけが固定されます。必要なのは本体のMACアドレス(機器固有の番号)で、設定画面の有線接続の歯車アイコン→「詳細」で確認できます。
本体の設定画面で固定する
情報システム部門から4つの値(IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNS)をもらい、本体につないだモニターで設定します。画面操作だけで完了し、専門的なコマンドは不要です。手順は下のとおりです。
方法Bの手順 ─ 画面操作で5ステップ
- ①4つの値を用意する──情報システム部門から、IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNSサーバーのアドレスをもらいます。「固定で使いたいので、この4つをください」で通じます。
- ②設定画面を開く──本体につないだモニターで、画面右上のネットワークアイコンをクリックし、「設定」を開きます。左のメニューから「ネットワーク」を選びます。
- ③有線接続の歯車アイコンを押す──「有線」の欄にある歯車アイコンをクリックすると、その接続の詳細画面が開きます。Wi-Fiで固定したい場合は「Wi-Fi」の接続先の歯車です。
- ④「IPv4」タブで「手動」を選ぶ──IPv4メソッドを「自動(DHCP)」から「手動」に切り替え、アドレス・ネットマスク・ゲートウェイを入力します。DNSの「自動」をオフにして、DNSサーバーのアドレスを入力し、「適用」を押します。
- ⑤接続をオフ→オンして確認する──有線接続のスイッチを一度オフにしてオンに戻すと、新しいアドレスで接続し直します。社内PCのブラウザからそのアドレスを開き、サインイン画面が表示されれば完了です。
| 観点 | 自動割り当て(初期状態) | 方法A:DHCP予約 | 方法B:本体で手動設定 |
|---|---|---|---|
| 本体側の作業 | なし | なし(MACアドレスを伝えるだけ) | 設定画面で5ステップ |
| 情シス側の作業 | なし | DHCPサーバーに予約を登録 | 4つの値を払い出す |
| アクセス先の安定 | 変わることがある | 固定 | 固定 |
| 向いている会社 | まず1部署で試す段階 | DHCPサーバーを情シスが管理している | DHCP予約ができない/サーバー機器は手動固定のルール |
自動割り当て(初期状態)
- 本体側の作業
- なし
- 情シス側の作業
- なし
- アクセス先の安定
- 変わることがある
- 向いている会社
- まず1部署で試す段階
方法A:DHCP予約
- 本体側の作業
- なし(MACアドレスを伝えるだけ)
- 情シス側の作業
- DHCPサーバーに予約を登録
- アクセス先の安定
- 固定
- 向いている会社
- DHCPサーバーを情シスが管理している
方法B:本体で手動設定
- 本体側の作業
- 設定画面で5ステップ
- 情シス側の作業
- 4つの値を払い出す
- アクセス先の安定
- 固定
- 向いている会社
- DHCP予約ができない/サーバー機器は手動固定のルール
自動割り当てと固定の使い分け(2026年9月時点)
設置当日、誰が何をするか ─ 現場・情シス・FIXERの役割分担
設置当日に必要なのは、箱を開ける人と、ネットワークの情報を持っている人の2人です。多くの場合、前者は推進担当や総務、後者は情報システム部門。GaiXer Careを利用する場合は、FIXERの専門チームが加わります。
| 作業 | 現場(推進担当・総務) | 情報システム部門 | FIXER(GaiXer Care利用時) |
|---|---|---|---|
| 開梱・設置・電源 | 平らな場所に置き、電源とモニターをつなぐ | ─ | 手順を案内 |
| LAN接続 | ケーブルを挿す | つなぐポート・Wi-Fi情報を用意 | 構成を確認 |
| 初期設定(言語・キーボード・ネットワーク) | 画面の案内どおりに操作 | アドレスの割り当てを指示 | 同席して支援 |
| 管理者アカウント作成 | 管理者を決めて作成 | アカウント方針を確認 | 設定を支援 |
| 社内PCからの接続確認 | ブラウザでアクセスして初回応答 | つながらない場合の切り分け | 切り分けを支援 |
| 利用者の登録・展開 | 名簿をCSVで一括登録 | ─ | 活用の立ち上げを伴走 |
現場(推進担当・総務)
- 開梱・設置・電源
- 平らな場所に置き、電源とモニターをつなぐ
- LAN接続
- ケーブルを挿す
- 初期設定(言語・キーボード・ネットワーク)
- 画面の案内どおりに操作
- 管理者アカウント作成
- 管理者を決めて作成
- 社内PCからの接続確認
- ブラウザでアクセスして初回応答
- 利用者の登録・展開
- 名簿をCSVで一括登録
情報システム部門
- 開梱・設置・電源
- ─
- LAN接続
- つなぐポート・Wi-Fi情報を用意
- 初期設定(言語・キーボード・ネットワーク)
- アドレスの割り当てを指示
- 管理者アカウント作成
- アカウント方針を確認
- 社内PCからの接続確認
- つながらない場合の切り分け
- 利用者の登録・展開
- ─
FIXER(GaiXer Care利用時)
- 開梱・設置・電源
- 手順を案内
- LAN接続
- 構成を確認
- 初期設定(言語・キーボード・ネットワーク)
- 同席して支援
- 管理者アカウント作成
- 設定を支援
- 社内PCからの接続確認
- 切り分けを支援
- 利用者の登録・展開
- 活用の立ち上げを伴走
設置当日の役割分担の例(2026年9月時点。社内の体制に合わせて読み替えてください)
- 当日に持ち寄るもの──電源コンセント1口(AC 100-240V)、LANポート1つまたはWi-Fi 7の接続情報、初期設定用のモニター・キーボード・マウス、接続確認用の社内PC(Google Chrome・Microsoft Edge最新版)。
- 利用者のPCに入れるものはありません──専用ソフトのインストールは不要です。社内ネットワークにつながるPCなら、ブラウザで本体のアドレスを開くだけで使えます。Firefoxも利用できますが、一部機能で追加の設定が必要な場合があります。
- 何人で使うかは先に考えておく──登録できる人数に上限はありません。ただし、同時に回答生成を行う人数は数名程度を推奨しています。複数拠点や大規模利用は、2台結合用ポート(ConnectX-7)による拡張を含めて15分オンライン相談で構成をご提案します。
導入後の保守はどうなっている? ─ 本体・ソフトウェア・更新の3層
スマホの「保守」は3つに分かれます。壊れたらメーカー保証、OSは定期的にアップデート、困ったら窓口。Sovereign GaiXerも同じ3層です。そして、この3層はすべて本体価格に含まれています。
第1層|本体:メーカー3年保証
本体には3年間のメーカー保証が付きます。取扱説明書に従った正常な使用状態で物理的な故障が起きた場合、メーカーの保証規定にもとづき修理・交換等の対応を行います。本体はLenovo ThinkStation PGXで、仕様・品質は同社の基準・保証に準拠します。
第2層|ソフトウェア:FIXERのサポート
Sovereign GaiXerのアプリケーションに関するサポートを提供します。操作方法の案内、不具合が起きた際の調査、回避策の提案が含まれます。問い合わせ方法は、同梱の「サポートのしおり」と各種規約類に記載されています。
第3層|更新:LLMと機能のアップデート
搭載しているLLM(大規模言語モデル)の更新や機能追加のアップデートを定期的に提供します。適用は管理者の任意のタイミング。インターネット接続ありなら管理者画面から、なしならUSBメモリ等で取り込みます。OSや提供ソフトウェアの脆弱性も継続的に監視し、必要に応じて修正プログラムを提供します。
| 項目 | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| ハードウェア3年保証 | 本体価格に含む | 正常使用での物理故障を、メーカー保証規定にもとづき修理・交換等 |
| ソフトウェアサポート | 本体価格に含む | 操作案内・不具合調査・回避策の提案 |
| LLM・機能のアップデート | 本体価格に含む | 定期提供。オンラインまたはUSBメモリ等で適用 |
| 月額利用料・ライセンス更新料 | なし | 利用人数・生成回数が増えても追加課金なし |
| GaiXer Care(初期導入支援10時間セット) | 有償・300,000円/台 | 専門チームが立ち上げを伴走支援。後から追加も可 |
| 活用コンサルティング・研修・個別の運用サポート | 有償・個別見積 | ご要件に応じて提供 |
ハードウェア3年保証
- 費用
- 本体価格に含む
- 内容
- 正常使用での物理故障を、メーカー保証規定にもとづき修理・交換等
ソフトウェアサポート
- 費用
- 本体価格に含む
- 内容
- 操作案内・不具合調査・回避策の提案
LLM・機能のアップデート
- 費用
- 本体価格に含む
- 内容
- 定期提供。オンラインまたはUSBメモリ等で適用
月額利用料・ライセンス更新料
- 費用
- なし
- 内容
- 利用人数・生成回数が増えても追加課金なし
GaiXer Care(初期導入支援10時間セット)
- 費用
- 有償・300,000円/台
- 内容
- 専門チームが立ち上げを伴走支援。後から追加も可
活用コンサルティング・研修・個別の運用サポート
- 費用
- 有償・個別見積
- 内容
- ご要件に応じて提供
導入後にかかる費用(2026年9月時点・税別。電気代等の運用費を除く)
「壊れたかな?」と思ったら ─ 困ったときの流れ
- ①サポート窓口フォームから連絡する──会社名・担当者名・メールアドレス・本体のシリアルナンバーと、内容の分類(ログイン・アクセス/チャット機能/ファイル・共有フォルダ/インターネット/管理者機能/その他)を送ります。
- ②ソフトウェアの問題なら、調査と回避策の提案──操作方法の不明点や不具合は、ソフトウェアサポートの範囲で対応します。
- ③本体の物理的な故障なら、メーカー3年保証で修理・交換等──保証期間内で、正常な使用状態での故障が対象です。受付時間・対応の流れなどの詳細は、同梱の「サポートのしおり」と各種規約類でご確認ください。
よくある誤解と、実際のところ
「AIサーバー」と聞くと、身構える情シス担当者は多いはずです。実際には、社内に1台置くプリンターと同じくらいの手間で済みます。
| よくある誤解 | 実際は |
|---|---|
| サーバー機器だから、情シスの工事や専用ラックが要る | 必要なのはコンセント1口とLANポート1つ。約150×150×50.5mm・約1.2kgで、デスクに置けます |
| 社内LANにつなぐと、データがインターネットに出ていく | AI処理は本体内で完結し、社内データをインターネットに送信しません。社内LANだけで動作します |
| インターネットにつながないと、更新できない | 更新ファイルをUSBメモリ等で取り込むオフライン更新に対応しています |
| 別途、保守契約を結ばないと使えない | 3年保証・ソフトウェアサポート・アップデートは本体価格に含まれ、月額費用はありません |
| 勝手にアップデートされて、業務が止まる | アップデートは管理者の任意のタイミングで適用します |
| 利用者全員のPCに専用ソフトを配らないといけない | ブラウザ(Google Chrome・Microsoft Edge最新版)だけで使えます |
実際は
- サーバー機器だから、情シスの工事や専用ラックが要る
- 必要なのはコンセント1口とLANポート1つ。約150×150×50.5mm・約1.2kgで、デスクに置けます
- 社内LANにつなぐと、データがインターネットに出ていく
- AI処理は本体内で完結し、社内データをインターネットに送信しません。社内LANだけで動作します
- インターネットにつながないと、更新できない
- 更新ファイルをUSBメモリ等で取り込むオフライン更新に対応しています
- 別途、保守契約を結ばないと使えない
- 3年保証・ソフトウェアサポート・アップデートは本体価格に含まれ、月額費用はありません
- 勝手にアップデートされて、業務が止まる
- アップデートは管理者の任意のタイミングで適用します
- 利用者全員のPCに専用ソフトを配らないといけない
- ブラウザ(Google Chrome・Microsoft Edge最新版)だけで使えます
導入時によく聞かれる誤解(2026年9月時点の公開情報にもとづく)
用語ミニ辞典 ─ 情シスとの会話で出てくる言葉
ネットワーク設定(Sovereign GaiXerの)
Sovereign GaiXerのネットワーク設定とは、本体を社内LANに接続し、利用者が社内PCのブラウザからアクセスできるようにする作業です。
閉域網・ネットワーク分離
インターネットから意図的に切り離した社内ネットワークのこと。Sovereign GaiXerは、この構成のままで動作します。
RJ-45(有線LAN)・10GbE
一般的なLANケーブルの差し込み口と、その最大速度(10ギガビット/秒)のこと。本体は10BASE-Tから10GBASE-Tまで対応します。
Wi-Fi 7
無線LANの最新規格のひとつ。本体は有線のほかにWi-Fi 7でも社内ネットワークに接続できます。
オフラインアップデート
インターネットに接続できる別の端末で更新ファイルを入手し、USBメモリ等で本体に取り込んで適用する更新方法のこと。
自己暗号化SSD
保存するデータを、記憶装置そのものが自動で暗号化するしくみ。本体のストレージは自己暗号化機能対応のNVMe SSDです。
メーカー保証(ハードウェア3年保証)
正常な使用状態での物理的な故障を、メーカーの保証規定にもとづき修理・交換等で対応する保証のこと。本体価格に含まれます。
セキュリティチェックシート回答集
情報システム部門の標準チェック項目(データ所在・暗号化・脆弱性対応・サポート体制など)に先回りで回答した、無料のPDF資料のこと。
GaiXer Care
専門チームが立ち上げを伴走支援する、有償の初期導入支援10時間セット(税別300,000円/台)のこと。
固定IP・DHCP予約
本体のアドレスを毎回同じにするしくみ。本体の設定画面で手動入力する方法と、社内のDHCPサーバー側で本体のMACアドレスに予約する方法があります。
ConnectX-7(2台結合用ポート)
本体を2台つないで拡張するためのポートのこと。複数拠点・大規模利用の構成は15分オンライン相談でご提案します。
ネットワークと保守について|よくある質問(FAQ)
Sovereign GaiXerのネットワーク設定とは何ですか?
Sovereign GaiXerのネットワーク設定とは、本体を社内LANに接続し、利用者が社内PCのブラウザからアクセスできるようにする作業です。接続は有線(RJ-45・最大10GbE)またはWi-Fi 7で、初期設定の画面から言語・キーボードと一緒に設定します。インターネット接続は必須ではありません。
インターネットにつながない社内LAN(閉域網)でも使えますか?
使えます。LLM(大規模言語モデル)を本体に内蔵しているため、すべての処理が本体内で完結します。工場や研究施設など、意図的にインターネットから切り離したネットワーク環境でも、主要な生成AIの機能を利用できます。
社内LANにつなぐと、入力したデータが外部に送信されませんか?
送信されません。AI処理は本体内で完結し、入力した情報や参照させた社内データをインターネットへ送信せずに回答を生成します。ネットワーク遮断状態での動作は、実証・セキュリティページで確認できます。
有線とWi-Fi、どちらでつなげばよいですか?
どちらにも対応しています。有線はRJ-45で10BASE-Tから10GBASE-Tまでオンボード対応、無線はWi-Fi 7です。設置場所のLANポートの有無や、社内のネットワーク運用ルールに合わせて選んでください。
IPアドレスを固定できますか?
できます。初期状態では本体がアドレスを自動で受け取りますが、社内のDHCPサーバーで本体のMACアドレスに固定のアドレスを予約する方法(本体側の操作なし)と、本体の設定画面で「ネットワーク」→有線接続の歯車→「IPv4」→「手動」を選び、情報システム部門からもらったIPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNSを入力する方法があります。どちらも専門的なコマンドは不要です。
利用者のPCには何を用意すればよいですか?
ブラウザだけです。Google Chrome・Microsoft Edgeの最新バージョンを推奨しています。Firefoxも利用できますが、一部機能で追加の設定が必要になる場合があります。専用ソフトのインストールは不要です。
情報システム部門の機器接続申請には、何を出せばよいですか?
セキュリティチェックシート回答集(無料PDF)をそのままお使いください。データ所在・暗号化・脆弱性対応・サポート体制など、情報システム部門の標準チェック項目への回答が、チェックシートに転記できる形式でまとまっています。
保証やサポートはありますか?別途、保守契約が必要ですか?
本体には3年間のメーカー保証が付き、Sovereign GaiXerのアプリケーションに関するソフトウェアサポート(操作案内・不具合の調査・回避策の提案)も含まれます。月額利用料やライセンス更新料などの継続的な追加費用は、原則として発生しません(電気代等の運用費を除く)。
ソフトウェアやLLMのアップデートは、どうやって適用しますか?
本体をインターネットに接続できる場合は、管理者画面から簡単な操作で適用できます。接続しない場合は、インターネットに接続できる端末で更新ファイルをダウンロードし、USBメモリ等で本体に取り込んで適用します。適用のタイミングは管理者が任意に決められます。上記の手段で更新ファイルを取得できない場合は、個別にご相談のうえ別途有償で対応します。
本体が壊れたらどうなりますか?
保証期間内(3年間)に、取扱説明書に従った正常な使用状態で物理的な故障が発生した場合は、メーカーの保証規定にもとづき修理・交換等の対応を行います。まずはサポート窓口フォームから、本体のシリアルナンバーを添えてご連絡ください。受付方法などの詳細は、同梱の「サポートのしおり」と各種規約類に記載されています。
ネットワーク設定に不安があります。設定を頼めますか?
頼めます。ご自身で設定する場合は、ネットワーク接続から基本的な使い方までを解説した手順書をサポートページで無償公開しています。専門スタッフによる支援が必要な場合は、有償のGaiXer Care(初期導入支援10時間セット・税別300,000円/台)で立ち上げを伴走支援します。本体と同時でも、後からでも追加できます。
まとめ:ネットワークと保守を一言で理解する3点
- つなぎ方は3パターン。社内LANに1本つなげば、社内PCのブラウザから使えます。インターネット接続は必須ではなく、閉域網でも動きます。
- 設置は30分。時間がかかるのは「どこにつなぐか」を決める会社側の8項目です。先に決めておけば、届いた日に使い始められます。アドレスは自動でも使え、必要ならDHCP予約か設定画面の「手動」で固定できます。
- 保守は3層。本体はメーカー3年保証、ソフトウェアはFIXERのサポート、更新はオンラインでもUSBでも。すべて本体価格に含まれ、月額費用はありません(電気代等の運用費を除く)。
記載の内容は2026年9月時点の情報にもとづきます。ネットワーク要件・保証・サポート・アップデートの内容は、よくある質問(FAQ)、サポート、設置・環境準備、実証・セキュリティおよびセキュリティチェックシート回答集の公開情報にもとづく概要であり、詳細は製品に同梱の「サポートのしおり」および各種規約類の定めによります。「開梱から初回応答まで30分」は、電源・ネットワークなどの環境が整っている前提の設置作業時間の目安です。設置当日の役割分担は一例であり、貴社の体制・ネットワーク構成・運用ルールにより異なります。IPアドレスの固定手順は、本体OS(NVIDIA DGX OS)の標準的なネットワーク設定画面にもとづく概要であり、画面の名称・配置はソフトウェアの更新により変わる場合があります。設定値は必ず貴社の情報システム部門の指示に従ってください。価格はすべて税別です。GaiXer Careは有償オプションです。ハードウェアの保証はメーカー(Lenovo)の保証規定に準拠します。ThinkStationはLenovoの商標です。「AI-OS」は、AIを業務で安全に使えるようにする基盤ソフトウェアの役割を分かりやすく表した呼称です。スマホへのたとえは製品の構造を説明するための比喩であり、特定の製品との互換性や同等性を示すものではありません。
記載の会社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。