NVIDIA GPUを、届いた日から業務AIに。
Sovereign GaiXerが「ソフトウェア」として
担う4つのこと
NVIDIA GPUは、生成AIを動かす「計算力」です。ただ、計算力だけでは、社員が業務で使えるAIにはなりません。その間を埋めるのが、Sovereign GaiXerのソフトウェア(AI-OS)です。初日から使える、業務ソフトにAIを足せる、閉域に持ち込める、使われるほど増やせる。この記事では、この4つの価値を解説します。
この記事の要点
Sovereign GaiXerは、NVIDIA GPUの計算力を、届いたその日から業務で使える生成AIに変えるソフトウェア(AI-OS)です。チャット、社内文書の検索、文字起こし、利用者管理と監査ログ、改ざん検証つきの更新までを最初から搭載。自社開発なしで、初日から業務に使えます。業務ソフトへのAIの後付け、政府・自治体・病院への持ち込み、利用に合わせた増設にも対応します。現在は、NVIDIA GPUを搭載したLenovo ThinkStation PGXに載せた製品として、一括3,806,400円(税別)でお届けしています。
- この記事でわかること①──GPUとSovereign GaiXerの関係。「GPU=計算力、Sovereign GaiXer=業務で使えるAI-OS」という分担を、スマホと自動車のたとえで。
- この記事でわかること②──ソフトウェアとして担う4つの価値。初日から使える/業務ソフトにAIを後付け/政府・自治体・病院に持ち込める/使われるほどGPUが増える。
- この記事でわかること③──情シス・経営層・業務ソフトメーカー・販売パートナー・公共分野。立場ごとに、何が変わるのか。
GPUとSovereign GaiXerは、どういう関係? ─ GPUは計算力、Sovereign GaiXerは業務で使えるAI-OS
生成AIを動かすには、膨大な計算が必要です。その計算を受け持つのが、NVIDIA GPU(=大量の計算を同時にこなす半導体)です。ただし、GPUが用意するのは「計算力」まで。社員がブラウザを開いて質問する。社内の文書を読ませる。だれが使ったかを記録する。こうした「業務で使える形」にする部分は、ソフトウェアの仕事です。Sovereign GaiXerは、この部分を受け持ちます。
NVIDIA GPU=計算力 × Sovereign GaiXer=業務で使えるAI-OS。どちらが欠けても、業務のAIにはなりません。計算力だけでは、社員が使う画面も、管理のしくみもありません。ソフトウェアだけでは、動かす力がありません。掛け合わせて、はじめて「届いた日から使える業務AI」になります。
第1回でご説明したとおり、Sovereign GaiXerはスマホと同じ4層構造です。上の3層(業務アプリ・GaiXerアプリストア・AI-OS)がソフトウェア、いちばん下がNVIDIA GPUを積んだ筐体です。なかでも、全体を支えるのが3層目のAI-OSです。
スマホいつも使っているもの
Sovereign GaiXerGPUを業務AIに変えるソフトウェア
スマホも、計算するチップだけでは使えません。OSがチップの力をアプリに貸し、アプリストアからアプリを入れて、はじめて道具になります。Sovereign GaiXerは、NVIDIA GPUにとっての「OS」と「アプリストア」と「業務アプリ」を、まとめて届けるソフトウェアです。
自動車にたとえると、GPUはエンジンです。どれほど強力なエンジンでも、ハンドルやブレーキ、座席、メーターがなければ、だれも運転できません。Sovereign GaiXerは、エンジンに車体と運転席を組み付けて、免許を持つ人ならだれでも運転できる車にする役割です。エンジンの性能を、毎日の移動に変えるのは車体の側です。
自社開発なしで、届いた日から業務に使えますか? ─ 業務で使う部分を、最初から搭載
使えます。業務で使う部分は、最初から入っています。チャット、社内文書の検索、文字起こし、利用者管理と監査ログ、そして改ざん検証つきの更新まで。GPU搭載機を買ってから、画面や管理のしくみを自社で開発する必要はありません。
ブラウザを開けば、その日から質問できる
社員は、いつものパソコンのブラウザから使います。文章の下書き、要約、言い換え、アイデア出し。専用のソフトを社員に配る必要はありません。
規程やマニュアルを読ませて、答えさせる
PDFやOffice文書を本体に読み込むと、社内の資料にもとづいて答えます(RAG=社内データ連携)。文書は本体の中にとどまり、社外へ送りません。
会議の録音を、文字にする
音声文字起こしエンジンを本体に内蔵しています。インターネットにつながずに、文字起こしを行います。議事録づくりの下準備が、その場で終わります。
だれが使えるか、何に使ったかを管理する
アカウントの発行・停止、CSVでの一括登録、管理者と利用者の権限分離、連続ログイン失敗時の自動ロック。部署や人ごとの利用量と、管理操作・ログインの記録(監査ログ=だれが何をしたかの記録)も残ります。
AI-OSの更新は、ワンクリックで安全に
管理画面からワンクリックで更新できます。配布物は電子署名で改ざんがないかを確かめ、失敗したら自動で元のバージョンに戻ります。
議事録・プレゼン資料作成などは、ストアから入れる
業務アプリは、GaiXerアプリストアから選んで入れます。スマホにアプリを足すのと同じ感覚です。アプリを増やしても、追加料金はかかりません(電気代等の運用費を除く)。
| 届いてから業務で使うまでに必要なもの | GPU搭載機だけを買った場合 | Sovereign GaiXer |
|---|---|---|
| 社員が使う画面 | 自社で開発する | チャットを標準搭載。ブラウザで使う |
| 社内文書を読ませるしくみ | 取り込み・検索のしくみを構築する | PDF・Office文書を読み込むだけ |
| 生成AI(LLM)の動かし方 | モデルを選び、動かすソフトを構築・運用する | AI-OSが制御。誤回答やAIをだます入力への対策も込み |
| 利用者のアカウントと権限 | 認証・権限のしくみを開発する | CSV一括登録・権限分離・自動ロック |
| 使われ方の記録 | 記録の基盤を構築する | 利用状況の見える化と監査ログ |
| 会議の文字起こし | エンジンを選び、構築する | 内蔵。ネット接続なしで文字起こし |
| ソフトの更新 | 自社で検証して適用する | ワンクリック更新・改ざん検証・自動巻き戻し |
新しいスマホを買った日を思い出してください。電話もカメラも地図も、最初から入っています。電話をかけるために、通話アプリを自分で作る人はいません。Sovereign GaiXerも同じで、業務に使う基本の道具は、届いた時点でそろっています。
導入済みの業務ソフトに、AIを後付けできますか?
─ AIエージェントを、 アプリストアで お客様の社内へ届ける
できます。ここで主役になるのは、業務ソフトをつくっている会社(業務ソフトメーカー)です。会計、販売管理、電子カルテ、文書管理。すでに多くの会社や病院で使われているソフトに、AIエージェント(=指示を受けて、複数の手順を自分で進めるAI)を後から足す。そのための土台を、Sovereign GaiXerが用意します。
業務ソフトメーカーが自社製品のAI版を作ろうとすると、本業とは別の大きな壁にぶつかります。AI-OSにあたる部分の開発と保守です。中身は、次の3つです。
生成AIを選び、動かし、見張り続ける
どの生成AI(LLM)を使うかを決め、動かすしくみを作ります。誤った答え(ハルシネーション)や、AIをだます入力(プロンプトインジェクション)への対策も、ずっと続けなければなりません。
利用者管理・監査ログを、製品ごとに作る
だれが使えるか、だれが何をしたか。お客様の情シスが必ず求めるこれらの機能を、AI版のために
お客様の社内にある機械を、1台ずつ保守する
機密データを扱うお客様ほど、AIを社外に出せません。お客様の社内に置かれた機械で、更新や不具合対応を続ける負担が残ります。
Sovereign GaiXerは、この3つの壁を、AI-OSとして引き受けます。業務ソフトメーカーは、自社の業務知識を生かしたAI版のアプリづくりに集中できます。できたアプリは、GaiXerアプリストアを通じて、お客様の社内(オンプレミス=自社の建物の中)に置かれた本体へ届けます。
スマホのゲーム会社は、OSを作っていません。OSが画面・通信・アプリの配布のしくみを用意しているから、ゲームの面白さだけに集中できます。業務ソフトメーカーにとってのSovereign GaiXerは、このOSの役割です。AIの土台を作らずに、自社製品のAI版を作れます。
政府・自治体・病院に、そのまま持ち込めますか? ─ 遮断が初期設定。更新も閉域のまま
持ち込めます。政府・自治体・病院では、扱う情報の多くを外に出せません。Sovereign GaiXerは、インターネットから切り離した状態を「初期設定」にしています。処理はすべて本体の中で完結し、入力した内容を外部へ送信しません。
つながない状態から始まる
本体には遮断スイッチがあり、初期設定は「遮断」です。インターネット接続は必須ではなく、社内LANだけで動きます。つなぐかどうかは、導入する側が決めます。
更新も、ネットにつながずに
AI-OSの更新は、USBメモリ1本で行えます。配布物は電子署名で改ざんがないかを確かめてから適用し、失敗したら自動で元に戻ります。
質問も文書も、本体の外へ出さない
質問の内容も、読み込ませた社内文書も、本体の中で処理します。外部のクラウドに送って答えを作るしくみではありません。
提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)は、LGWAN-ASPに登録済み
提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)は、自治体の行政専用ネットワークで使うLGWAN-ASP(2024年12月)に登録されています。
自治体では、住民情報を扱う業務のそばに置けます。病院では、診療・問診記録の下書きや医療文書の要約に使えます(生成結果は医療従事者の確認を前提とした下書き支援であり、診断・治療の判断を代替するものではありません)。クラウドAIが止まったときの備え(BCP)としての使い方は、第11回で解説しています。
庁舎や病院の奥にある、鍵のかかった資料室を思い浮かべてください。Sovereign GaiXerは、その資料室の中に置く「AIの職員」です。資料を部屋の外に持ち出さずに読み、答えます。新しい知識を覚えてもらうとき(更新)も、封をした荷物(USBメモリ)を、決まった手順で持ち込むだけです。
使われるほど、GPUが増える? ─ 1台から始めて、利用に合わせて増設していく
はい。Sovereign GaiXerは、1台から始めて、使う人が増えたら台数を増設できる製品です。1台あたり10〜20名の利用が目安です(同時に回答を生成するのは数名程度)。全社に広がるほど、社内で働くGPUが増えていきます。
まず1つの部署で始める
1台あたり10〜20名の利用が目安です。ユーザー登録数に上限はなく、利用人数が増えても追加料金はかかりません(電気代等の運用費を除く)。
置くだけで、2台が力を合わせる
同じネットワークに2台目を置くと、お互いを自動で見つけて、ひとまとまりの構成(クラスタ)をつくります。各台の状態は、監視ダッシュボードで確認できます。
「AI利用量」を金額で見る
AI-OSは、処理したAI利用量を、クラウドAIで同じことをした場合の金額(円)に換算して表示します。増設するかどうかを、感覚ではなく数字で判断できます。
| 見るもの | わかること | 次の一手 |
|---|---|---|
| 利用状況の見える化 | どの部署で、だれが、どれだけ使っているか | よく使われている部署のやり方を、他の部署へ広げる |
| AI価値換算 | クラウドAIで同じことをしたら、いくら分か | 効果を金額で示し、増設の予算を説明する |
| 監視ダッシュボード(2台目以降) | 各台の状態 | 利用の伸びに合わせて、次の1台を検討する |
通勤電車は、乗る人が増えると車両をつなぎます。線路も駅も乗り方も変えずに、車両だけを増やす。Sovereign GaiXerの増設も同じで、使い方や業務アプリはそのまま、台数だけを増設します。
だれにとって、何が変わる? ─ 立場別に見る4つの価値
4つの価値は、立場によって効果が異なります。情シス、経営層、業務ソフトメーカー、GPU搭載機の販売パートナー、公共分野の担当者。それぞれの「気になること」と「変わること」を整理します。
| 立場 | 気になること | Sovereign GaiXerで変わること |
|---|---|---|
| 企業・自治体・病院の情シス | 開発や運用の手間、データの持ち出し | 自社開発なしで初日から使える。遮断が初期設定で、更新も閉域のまま |
| 経営層・予算の担当 | 費用が読めるか、効果を説明できるか | 買い切り3,806,400円。使う量が増えても追加料金なし(電気代等の運用費を除く)。効果はAI価値換算で金額に |
| 業務ソフトメーカー | AI版を作るときの開発と保守 | AI-OSの開発と保守を引き受け、アプリストアでお客様の社内へ届ける |
| GPU搭載機の販売パートナー | 納めた機械が、使われ続けるか | ソフトウェアが業務の道具にするので、使われるほど増設につながる(現行はPGX搭載の一体製品。ソフト単体の対応機種は動作検証のうえ順次) |
| 政府・自治体・病院の公共分野担当 | 外に出せない情報で使えるか | 閉域で完結。提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)はLGWAN-ASPに登録済み |
よくある誤解と、実際のところ
「高性能なGPUがあれば、生成AIはすぐ使える」と思われがちです。実際には、計算力を業務の道具に変えるソフトウェアがあって、はじめて全社で使えます。
| よくある誤解 | 実際は |
|---|---|
| 高性能なGPU搭載機を買えば、すぐに全社で生成AIが使える | GPUが用意するのは計算力まで。社員が使う画面、利用者管理、監査ログ、更新のしくみが別に必要です |
| 業務で使うには、AIの専門エンジニアによる開発が必要 | Sovereign GaiXerは業務で使う部分を最初から搭載。自社開発なしで初日から使えます |
| 業務ソフトをAI化するには、AIの土台から自社で作る必要がある | AI-OSの開発と保守はSovereign GaiXerが引き受け、アプリはストアでお客様の社内へ届けます |
| 閉域網では、生成AIを更新できない | USBメモリ1本で、閉域のまま更新できます。電子署名で改ざんがないかも確かめます |
| 利用者が増えたら、大きなサーバーに買い替えるしかない | 同じネットワークに2台目を置けば、自動でクラスタをつくります。使い方はそのままです |
| LGWAN-ASPには、Sovereign GaiXer本体が登録されている | 登録されているのは、提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)です |
用語ミニ辞典 ─ この記事に出てきた言葉
Sovereign GaiXer
Sovereign GaiXerは、NVIDIA GPUの計算力を、届いたその日から業務で使える生成AIに変えるソフトウェア(AI-OS)です。
NVIDIA GPU
大量の計算を同時にこなす、NVIDIA社の半導体のこと。生成AIを動かす「計算力」を受け持ちます。
AI-OS
AIを業務で安全に使えるようにする基盤ソフトウェアの役割を、わかりやすく表した呼称のこと。生成AIの制御、安全対策、利用者管理、更新を受け持ちます。
生成AI・LLM(大規模言語モデル)
文章を読んで、文章で答えるAIのこと。その中身がLLMで、Sovereign GaiXerは本体の中でLLMを動かします。
GaiXerアプリストア
Sovereign GaiXerの上で動く業務アプリを、社内に配布・入手するしくみのこと。
AIエージェント
指示を受けて、複数の手順を自分で進めるAIのこと。
オンプレミス・閉域網
会社や庁舎、病院の中に機械を置き、インターネットにつながないネットワークの中で使う形のこと。
監査ログ
だれが、いつ、何をしたかを残す記録のこと。
クラスタ
複数の機械をひとまとまりにして、1つのように働かせる構成のこと。Sovereign GaiXerは、2台目を同じネットワークに置くと自動でつくります。
AI価値換算
処理したAI利用量を、クラウドAIで同じことをした場合の金額(円)に換算して表示する、AI-OSの機能のこと。
LGWAN-ASP
自治体の行政専用ネットワークLGWANで提供されるサービスのこと。提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)が登録されています。
GPUとSovereign GaiXerについて|よくある質問(FAQ)
Sovereign GaiXerとNVIDIA GPUは、どういう関係ですか?
Sovereign GaiXerは、NVIDIA GPUの計算力を、届いたその日から業務で使える生成AIに変えるソフトウェア(AI-OS)です。NVIDIA GPUが生成AIを動かす計算力を受け持ち、Sovereign GaiXerがチャット・社内文書の検索・文字起こし・利用者管理・監査ログ・更新といった、業務で使うための部分を受け持ちます。現在は、NVIDIA GPUを搭載したLenovo ThinkStation PGXに載せ、ハードウェアと一体の製品として提供しています。
GPU搭載機を買うだけでは、業務に使えないのですか?
計算はできますが、そのままでは社員が業務で使う形になっていません。社員が使う画面、社内文書を読ませるしくみ、利用者のアカウントと権限、使われ方の記録、ソフトの更新などを、自社で開発・構築する必要があります。Sovereign GaiXerは、これらを最初から搭載しています。
届いたその日に、何が使えますか?
チャット、社内文書の検索(PDFやOffice文書を読み込んで答えるしくみ)、音声の文字起こし、利用者管理と監査ログ、ワンクリックの更新が、最初から使えます。議事録やプレゼン資料作成などの業務アプリは、GaiXerアプリストアから選んで入れます。社員はいつものパソコンのブラウザから使います。
業務ソフトメーカーですが、自社製品にAIを後付けできますか?
できます。業務ソフトのAI版を作るときに壁になるのは、生成AIを動かし続けるしくみ、利用者管理や監査ログ、お客様の社内にある機械の保守といった、AI-OSにあたる部分の開発と保守です。Sovereign GaiXerはこの部分を引き受けるため、業務ソフトメーカーはAI版のアプリづくりに集中し、GaiXerアプリストアでお客様の社内に置かれた本体へ届けられます。協業については、パートナー向けの窓口へお問い合わせください。
インターネットにつながない環境でも使えますか?
使えます。本体には遮断スイッチがあり、初期設定はインターネット遮断です。インターネット接続は必須ではなく、社内LANだけで動きます。処理は本体の中で完結し、入力した内容を外部へ送信しません。AI-OSの更新も、USBメモリ1本で閉域のまま行えます。
自治体や病院でも使えますか?
使えます。外に出せない情報を扱う業務のそばに置き、閉域のまま使えます。病院では、診療・問診記録の下書きや医療文書の要約に使えます。生成結果は医療従事者の確認を前提とした下書き支援であり、診断・治療の判断を代替するものではありません。なお、提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)は、LGWAN-ASPに登録されています(Sovereign GaiXer本体の登録ではありません)。
1台で何人まで使えますか?
1台あたり10〜20名の利用が目安です。同時に回答を生成するのは数名程度を想定しています。ユーザー登録数に上限はなく、利用人数が増えても追加料金はかかりません(電気代等の運用費を除く)。
利用者が増えたら、どうすればよいですか?
台数を増やすことができます。同じネットワークに2台目を置くと、お互いを自動で見つけてクラスタ(ひとまとまりの構成)をつくります。各台の状態は監視ダッシュボードで確認できます。増設するかどうかは、処理したAI利用量をクラウドAIの金額に換算して表示するAI価値換算で、数字にもとづいて判断できます。複数台クラスタの提供範囲は、構成により異なります。
ソフトウェアだけを買って、手持ちのGPUサーバーで使えますか?
2026年10月時点では、ソフトウェア単体では提供していません。現在は、Lenovo ThinkStation PGXに載せ、ハードウェアと一体の製品として提供しています。ソフトウェア単体で対応する機種は、動作検証のうえ順次広げていく計画です。手持ちのGPUサーバーについては、15分オンライン相談でご相談ください。
価格はいくらですか? 使う量で料金は増えますか?
一括3,806,400円(税別)、税込4,187,040円の買い切りです。ハードウェア本体、ソフトウェアライセンス、ハードウェア3年保証を含みます。生成回数や利用人数が増えても追加料金はかかりません(電気代等の運用費を除く)。初期導入支援のGaiXer Care(10時間セット、税別300,000円/台)は有償オプションです。
まとめ:GPUを業務AIに変えるソフトウェアを、一言で理解する3点
- GPUは計算力、Sovereign GaiXerは業務で使えるAI-OS。チャット、社内文書の検索、文字起こし、利用者管理と監査ログ、改ざん検証つきの更新まで、届いた日から自社開発なしで使えます。
- 業務ソフトにAIを後付けでき、政府・自治体・病院にもそのまま持ち込めます。AI-OSの開発と保守を引き受け、アプリストアで届ける。インターネット遮断が初期設定で、更新も閉域のまま。
- 使われるほど、GPUが増えます。1台から始め、2台目からは自動でクラスタ。AI価値換算で、増設を数字で判断できます。現在はLenovo ThinkStation PGXに載せた製品として、一括3,806,400円(税別)でお届けしています(ソフトウェア単体は2026年10月時点では未提供)。
強力なエンジンだけを渡されても、だれも出勤には使えません。エンジン(NVIDIA GPU)に、車体と運転席と、行き先ごとの道具をそろえて届ける。それがSovereign GaiXerです。届いた日にだれでも運転でき、鍵のかかった車庫(閉域)の中でも走れて、乗る人が増えたら、車をもう1台増やせる。GPUの計算力を、会社の毎日の仕事に変えるのは、ソフトウェアの役目です。
あわせて読みたい
Sovereign GaiXerとは? AI-OSをスマホにたとえて解説
PGX+AI-OS+アプリストア+業務アプリの4層構造と、AI-OSが裏側で受け持つ7つの機能を、スマホのたとえで。
製品解説シリーズ 第2回GaiXerアプリストアとは?
AIアプリを「作って・配って・動かす」しくみ。業務ソフトメーカーが自社製品のAI版を届ける考え方も。
製品解説シリーズ 第10回利用者が増えたら、どう広げる?
台数で横に、GPU密度で縦に。1台から自動クラスタ、その先の構想までを解説。
記載の内容は2026年10月時点の情報にもとづきます。機能は開発状況にもとづくもので、提供時期や範囲は構成により異なる場合があります。現在のSovereign GaiXerはLenovo ThinkStation PGXに搭載して提供しており、ソフトウェア単体での対応機種は動作検証のうえ順次拡大する計画です。「1台あたり10〜20名」は利用の目安であり、同時に回答を生成できる人数や応答速度は利用内容により異なります。複数台クラスタの提供範囲は構成により異なります。LGWAN-ASPに登録されているのは提供元FIXERの生成AIサービス「GaiXer」(クラウド版)であり、Sovereign GaiXer本体の登録ではありません。詳細は実証・セキュリティのページおよびFIXERの発表をご確認ください。医療向けの生成結果は、医療従事者の確認を前提とした下書き支援であり、診断・治療の判断を代替するものではありません。比較表の左列は、GPU搭載機を購入し業務で使うしくみを自社で開発する場合の一般的な想定であり、個別の製品・サービスを比較したものではありません。価格はすべて税別です。「追加料金はかかりません」は電気代等の運用費を除いた本体価格についての記述で、GaiXer Careなどの有償オプションは別です。「AI-OS」は、AIを業務で安全に使えるようにする基盤ソフトウェアの役割を分かりやすく表した呼称です。スマホ・自動車・資料室・電車へのたとえは製品の構造を説明するための比喩であり、特定の製品との互換性や同等性を示すものではありません。NVIDIAは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標または登録商標です。ThinkStationはLenovoの商標です。「Sovereign GaiXer」は商標出願中です。
記載の会社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。